?

面接の対策方法

面接は対策次第で評価が大きく変わる

面接は2時間ほど対策をするだけで、 大きく評価を向上させることができます。

また、複数の面接を控えている場合にも、 最初に対策したもの応用できる者が多いため、 初回に対策をきちんとしておけば、あとで楽になります。

このようにお伝えしている理由として、 勤務しながら転職活動をされている中には、 忙しさのため、面接の準備を何もしていかない方が結構多いためです。

この方々の背景には、 「すでに一度、新卒の就職活動において面接を経験してきた」 という感覚や自負心があるのかもしれません。

しかしながら、新卒採用での面接と、 転職活動における面接は、非常に大きく内容が異なります。 新卒就職活動時の面接との違いについては、 このページの一番下で説明します。

面接対策にはステップがある

インターネット上には、様々な想定問答の情報が掲載されていますし、 面接で聞かれそうな質問内容の一覧のようなものも流通しています。

しかしながら、いきなりこの「何を聞かれるか?」に注目することは、 面接対策として良いステップではありません。

面接もビジネス。 最も重要なことは、企業のニーズに合わせて、 自分の商品(面接では自分自身が商品)のセールストークを 変えるということです。

この相手にあったセールストークを通じて、 面接を通過させて行くためには、以下の4つのステップが必要です。

  1. 求人内容を詳しく知る
  2. =(応募企業の企業概要と求人内容の詳細把握)
  3. なぜ自分がその仕事をしたいのか話せるようにする
  4. =(志望動機の整理)
  5. なぜ自分がその仕事を担当するスキルがあるのか話せるようにする
  6. =(自分の経験とスキルの整理)
  7. 面接での話し方や態度、雰囲気を通じて、相手との相性を調べる
  8. =(面接時の洞察力)

この4つをきちんと踏まえておけば、 想定問答のひとつひとつに準備する必要はなく、 ほとんどの質問には答えられるようになります。

それぞれの準備の方法については以下のページにて説明して行きます。

  1. 企業概要と求人内容の詳細把
  2. 企業研究
  3. 志望動機の整理
  4. 退職理由と志望動機入社してやりたいこと
  5. 自分の経験とスキルの整理
  6. 自己紹介強みと長所弱みと短所
  7. 面接時の洞察力
  8. 服装と身だしなみ第一印象の作り方

その他、面接に関するサイトマップは以下となっています。

新卒就職活動の面接と転職活動の面接は全然違う

新卒時の就職活動の面接と転職活動の面接は大きく違います。

そのため、どれだけ新卒の就職活動で面接に慣れた方でも、 転職活動ではあらためて準備をしなければなりません。

(1)学生時代の活動についてはほとんど聞かれない

転職活動での面接では、 サークル活動やゼミで実施してきた内容を聞かれることもあまりありませんし、 インターンやアルバイトで行ってきた経験についてもあまり聞かれません。

それは、面接の内容は、社会人になってからの経験にフォーカスされるからです。

採用企業が聞きたい内容は、

  • 勤務していた会社で何を学んだのか
  • なぜその会社に入社し、そして今退職しようとしているのか
  • なぜ今度はこの会社に応募したのか

に大きな焦点が当たります。

そのため、自己紹介や自己PRなどで学生時代の経験をアピールしてしまうと、 「社会人になってから、この人は何も頑張っていないのでは?」 と思われがちです。 社会人となってからの活動を話せるよう準備しておかなければなりません。

(2)面接前に企業研究をしておかなければならない

新卒採用では、企業研究は、 応募する志望業界を決めたり、応募する会社を選んだりするときに実施します。

それでも、企業の事業内容や経営状況を十分には把握できず、 面接の前に会社説明会があったり、 面接の場でも会社のことについて教えてもらったりできます。

さらには、「入社して始めて企業の事業内容を知った!」という エピソードも少なくありません。

これは、企業が、 「学生が事業内容や働き方を理解するのは難しいだろう」と、 寛容な気持ちで面接をしてくれているからです。

しかし、転職活動となるとこの状況は大きく変わります。 社会人に対しては、 面接前にある程度会社の状況を自分で調べておくことは当然だと思っています。

中途採用で会社説明会が開催されることは多くはありません。 自分で調べるためには、ホームページや求人情報などを自分でよく読み、 企業の活動内容を調べておく必要があります。

その上で、志望動機や自分のスキルで活かせるところを、 自分なりに説明できるようにしておかなければなりません。

(3)面接は集団面接ではなく、個人面接が一般的

新卒の就職活動では、1次面接では集団面接が行われたりしますが、 転職活動では、1次面接から個人面接です。

学生時代の集団面接では、短い時間で相手に印象づけるため、 インパクトのある回答をすることが対策と言われたりしています。

しかしながら、個人面接においては、 答えた回答については、さらに質問をされ、掘り下げられて行きます。 そのため、「受けのいい回答」「インパクトのある回答」をするということは、 対策にはなりません。

そうではなく、じっくりと自分の考えをまとめ、 相手が納得できるような説明をしなければなりません。

このように、転職活動では、 新卒の就職活動とは全く異なる対策が必要となります。

スポンサードリンク

PR

ページのトップへ戻る