弱みと短所
弱み・短所は、強み・長所の裏返し
弱み・短所を聞かれた場合は、 強み・長所の裏返しの内容を答えるのが一般的な戦略です。
ものごとには何事も良い面と悪い面の2つがあります。
（例）
- 集中力が高い → 没頭しすぎて周囲が見えなくなる
- 向上心が高い → 相手に対して威圧的となることがある
- 好奇心が旺盛 → 飽きっぽい
すなわち、弱みや短所は、自分が伝える強み・長所の裏返しの言葉を 用いることで、悪い印象だけを相手に与えることが避けられます。
さらに、その弱みや短所を補うために、 日々どのような努力をしているのかも併せて返答すると、 相手への印象は良くなります。
失敗体験を聞かれた場合は、克服策も同時に伝える
弱み・短所の質問と同様、失敗体験の質問も答え方に苦しみます。
これについても、相手の質問の意図を汲み取ることで、 答え方が見えてきます。
採用担当者が知りたい内容は、 「この人はどれほど大きな失敗をした人なのか」とういことではなく、 「この人は失敗から学べる人なのかどうか」ということです。
そこで、失敗体験を語る際には、 実際に失敗をした経験とともに、そこから何を学んだのか、 どのようにその失敗を繰り返さないよう克服してきたのか、 を同時に伝えることで、 自分でも自信を持って話せるようになりますし、 相手の趣旨にも沿った回答ができるようになります。