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転職フェア

転職フェアは毎月のように開催されている

電車広告などでよく見かける転職フェア。 実はいろいろな転職求人広告企業によって、毎月のように開催されています。

転職フェアとは、新卒の就職活動フェアのように、 大きなホールを借り切って開催されるイベントです。

大企業をはじめ、数多くの企業がブースを開設し、 そこに転職希望者がブースに訪れるかたちで、企業との会話がスタート。 波長が合えば、選考が進み、あらためて後日面接が設定されるというものです。

転職フェアのメリットは「気軽に話ができること」

転職フェアのメリットとは何でしょうか。 そのメリットを理解していただくために、 まず、この転職フェアに参加する企業の目的から説明したいと思います。

中途採用を実施している企業にとって、 転職フェアなど開催しなくても、転職求人サイトや転職エージェントを通じて、 採用活動を実施することができます。 そして、実際に求人サイトや転職エージェントからの採用で、 採用人数の大多数を占めているというのも実態としてあります。

それでも、企業が転職フェアを開く狙いをどこにあるのでしょうか。 それは、一人でも新しい人々に出会おうとしているためです。 例えば、「株式会社転職コンパス」という会社があった場合、 株式会社転職コンパスに元々興味がある転職活動者は、 求人サイトや転職エージェント、企業HPを通じて、 すでに応募していると考えられます。

しかし、そこまでは熱烈な興味がないという方や、 将来的に興味があるけれど今すぐには転職する気はないという方にとって、 いきなり求人に応募をするということは、あまり考えられません。 こういう場合のために、転職フェアがあります。

まず、転職フェアでは、実際に応募するつもりがなくても、 企業のブースに座って、人事の方などとお話をすることができます。

企業の採用担当者も、少しでも多くの人々と話をして、 自分の企業に興味を持ってくれる人が増えたら嬉しいなと思っています。

このような「気軽さ」は、フェア以外の場ではあまり味わえません。 実際に求人に応募し面接の場となると、

「応募動機は何ですか?」
「なぜ他社ではなく当社なのですか?」
「どうして今の会社を辞めようと思っているのですか?」

と問われてしまうため、 十分に準備していかなければなりませんし、 気軽に「とりあえず話を聞きに来ました」という姿勢はあまり歓迎されません。

しかし、転職フェアでは、 この「とりあえず話を聞きに来ました」が歓迎される、 またとないチャンスです。

転職フェアでは「転職活動の雰囲気」を味わうことができる

さらに、転職フェアのメリットは他にもあります。

まず、一度に複数の企業と担当者と話ができる点です。

転職フェア以外の企業の個別説明会や面接などは、 通常、平日に開催されます。 お仕事をしながら転職活動をされる方は、 有給休暇をとったり、お仕事を早めに切り上げるなど、 転職活動のための時間創出に、大変苦労をされています。 そのため、5社ほどに応募をしただけでも、 くたくたになってしまいます。

しかし転職フェアは、通常土日に開催され、 自分の都合の合う時間に企業のブースを自由に訪問することができます。 そして、1社のブースで1時間以上話すことはありませんので、 1日で何社もの会社の担当者とお話をすることができます。 これは、まだ志望企業や志望業界を固めていない方には大変良い機会となります。

また、他の転職者の雰囲気を味わうことができることも、 大きなメリットです。

転職活動は、新卒採用のときと違い、 同時期に活動をする相手は、年齢も職種も業界もバラバラです。

転職市場に置ける自分のポジションを感じ取るためにも、 転職フェアに参加して、周囲の雰囲気を知っていくことは、 実際に転職活動が本格化したときの不安を和らげてくれます。

転職フェアで話しやすい話題

転職フェアについてよく言われることとして、 「できる限り多くのブースを回ろう!」というものがあります。

しかし、実際、会場に訪れてみると、 だだっ広い会場の中に、ブースが所狭しと立ち並び、 さらに、テーブルの向こうで採用担当者が「なんとなく」待っている という雰囲気に、圧倒される方も少なくないと思います。

そんな中で、ブースに座り、話しかけることは、 かなり勇気のいることではないでしょうか。

そこで、参考までに、話しやすい話題をいくつかご紹介したいと思います。

(1)まずは簡単に自己紹介から

ブースを訪れたら、まずは簡単に自己紹介をしてみましょう。 時間は1分ほどで大丈夫です。

出身大学、大学時代の専攻からはじめ、現在の企業名、仕事内容、勤務年数。 このような普通の自己紹介で問題ありません。

そして、自分が相手の企業の何に興味があるのかを簡単に説明しましょう。

  • 「以前から保険会社に興味があった」
  • 「御社のサービスのファンで興味がある」
  • 「友人が勤務していて、大変働きやすい会社だと聞いている」

このような簡単な説明で大丈夫です。 転職フェアは「面接」ではありませんので、 採用担当者も気軽にブースに来てほしいと思っているものです。

(2)企業について質問してみる

そして、ある程度自分のことを話したら、質問をしていきましょう。 ぜひ尋ねてみていただきたい点をご紹介します。

  • なぜ今、採用活動をしているのか?
  • どのような事業部のどの職種を募集しているのか?
  • 中途採用者に期待していることは何か?
  • 過去にどのぐらい中途採用を実施し、どんな方が内部で活躍しているか?
  • 今後、会社として注力していこうとしている分野は何か?
  • 不足している人材はどのような人か?

このような質問を行うことには、大きく2つのメリットがあります。

1つ目は、企業の採用背景を知ることができるという点です。

企業が転職希望者の転職理由や志望動機を聞くように、 転職希望者も企業の採用理由や動機を知ることは大変大切です。

それは、その企業課題や背景を通じて、 自分が入社後活躍できるかどうかイメージできるようになりますし、 その話をふまえて、面接で話す内容の対策を立てることもできます。

2つ目のメリットは、話が弾むということです。

上記のような質問は、どの企業も採用する際に、 社内で時間をかけて議論をしてきている内容です。 そのため、それらの質問をされると、 企業の採用担当者は、「それならちゃんと話せる!」と思い、 自信をもって回答をできるテーマなのです。

こうして企業が熱心に説明できる質問をすることで、 お互いの話には花が咲き、スムーズに会話をすることができます。 それによって、会話での印象が良くなりますし、 なにより、「何を話そう?」「話が続くかな?」と思っていた 当初の不安を払拭でき、ブースを訪れる勇気がわいてきます。

転職フェアを主催している主な企業

下記の大手転職エージェント各社では、定期的に転職フェアを開催しています。気になる企業と直接話をすることができる上、キャリアアドバイザーの個別相談会なども開催しているので、ぜひ一度参加してみてください!

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