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転職エージェント

ますます増える転職エージェントを使った転職

転職エージェントを使った転職が増えているのも、 近年の日本の転職手法の大きな特徴です。

就職・転職手法の経年変化(正社員のみ)

その背景には、転職エージェントを使うことのメリットを、 多くの人が認識してきていると考えられます。

転職エージェントとは、 ウェブサイトを通じて登録を行い、 その後、キャリアコンサルタントが、ご自身の転職活動が終了するまで、 様々なアドバイスをくれるというサービスです。 通常、求職者の方には費用は発生せず、 無料でサービスを受けられるところがほとんどです。

転職エージェントのメリット

あらためて、転職エージェントのメリットとは何でしょうか。 整理してみたいと思います。

(1)キャリアの方向性を相談できる

一番よく言われている転職エージェントのメリットはこちらだと思います。 転職エージェントのキャリアコンサルタントは、 数多くの転職希望者の方と会っているため、 より客観的にその人のスキルや経験の良いところ、足りないところを 分析できる力を持っています。 転職の業界では、このような転職エージェントの役割を、 「キャリア診断」「転職の方向性アドバイス」と呼んだりしています。

また、キャリアコンサルタントは、 日々たくさんの求人を目にしているため、 今、旬な求人は何なのか、どのようなニーズが多いのかを知っていますし、 それに応じて、今どのような職種を検討すべきか、 どのような企業に応募すべきかを提示してくれます。 これは、あまり転職経験のない方や、ご自身の経験職種や経験業界以外について、 あまり知見のない方にとって、とても便利です。 同様に、転職の業界では、この転職エージェントの役割を、 「相場観アドバイス」「合格可能性診断」などと呼んだりしています。

しかしながら、キャリアコンサルタントの経験の長さや専門性により、 このキャリアの方向性についてのアドバイスは、 必ずしも的確だとも言えないにも実態としてあります。

さらに、キャリアコンサルタントにとって、 転職の方向性が定まっていない方に対してじっくり話を聞いて、 アドバイスをしていくことは、 多くの時間とエネルギーを要する作業であるということも事実です。 そのため、あまり方向性が定まっていないと、 「あらためてご自身でじっくり考えてからもう一度来てください」 と言われてしまうということも、実際にあります。

(2)選考についてなんでも相談できる

転職エージェントの一番便利なポイントは、 この「応募後になんでも相談できる」ということです。

この便利さについては、 転職エージェントによってアピールされるということは、 あまり多くはありませんが、 転職エージェントを一度でも活用したことがある方は、 この便利さを実感されていることだと思います。

転職活動をしている中で、多くの疑問や相談したいことが現れます。

  • 面接日程が複数重なってしまったのだけれど、変更はしてもいいのだろうか?
  • 面接ではどんな質問がされるのだろうか?
  • 面接に通過したけれど、一体何が評価されたのだろうか?
  • 面接に不合格だったけれど、その理由は何だったのだろうか?
  • 面接にいく服装はどのような格好のほうがいいのだろうか?
  • 選考にはどのぐらいの日数がかかるのだろうか?
  • 自分の他にどのような人が選考に残っているのだろうか?
  • 残業時間や労働環境は実際どうなのだろうか?
  • 複数の企業から内定をもらったのだけれど、どうやって入社企業を決めよう?

挙げればキリがないぐらい、転職活動には不安がいっぱいつきまといます。 そして、これらは応募先の企業に直接聞くことを躊躇してしまうものばかりです。

そんなとき、転職エージェントのキャリアコンサルタントは、 的確なアドバイスをくれますし、その状況状況に応じた判断をしてくれます。 また、「応募先の企業に聞いても失礼ではない」と判断したものについては、 彼らが代行して応募先企業に確認をしてくれたりします。

このように、転職エージェントを使うことで、 たくさんの不安やストレスを減らすことができます。

お仕事をしながら転職活動をする方にとって、 転職活動では短い時間でたくさんの判断や意思決定をしなければいけません。 それをサポートしてくれる転職エージェントはありがたい存在です。

(3)選考のスピードを速めてくれる

転職活動では、応募先企業から、なかなか連絡が来ず、 イライラすることも少なくありません。

例えば、書類を送ったけれど返事が来なかったり、 面接の日程調整をしているのだけれど、企業から連絡が途絶えてしまったり、 質問をメールで送っても、返事が来なかったり、します。

また、応募者という立場から、 企業に対して、「早く返事をいただけませんか?」と催促することも、 なかなかしづらいというのが正直なところです。

そんな中、転職エージェントは、 このようなコミュニケーションの円滑なやりとりを大きく促進してくれます。 転職エージェントは、「企業と企業の関係」として、 求人企業と向き合っています。

そのため、何か連絡が滞った場合に、 催促することは通常の業務内容だと思っていますし、 それによって転職活動中の求職者自身が不利になるというようなことも、 滅多なことがない限りありえません。

何か連絡が滞った場合にも、 転職エージェントに対して、「連絡が来ないのですが?」と伝えると、 彼らが動いてくれます。

この点も、転職エージェントを使った転職活動の大きなメリットです。

転職エージェントを活用できる人・できない人

転職エージェントには、職業安定法という法律によって、 「全件受理」という原則が定められています。

この全件受理とは、サービスを希望する人は、 原則拒否せず、サービスを提供しなければならないというルールです。

しかしながら、一つ前の項目で説明したように、 転職エージェントの大きなメリットは、求人に応募した後に、 その真価を発揮します。

また、転職エージェントは求人を企業から集めており、 転職エージェントによって、保有している求人の得意・不得意が存在します。 保有している求人の有無によって、 得意とする求職者の領域も当然異なってきます。 そのため、転職エージェントをうまく活用できる人とできない人が出てきます。

多くの転職エージェントでは、 年収350万円以上の方々を対象とする求人を得意としています。 そのため、年収がそれ以下の方にとって、 転職エージェントを活用できないケースが出てくることがあるのが実態です。

有名な転職エージェント

有名な転職エージェントには以下があります。

また、それ以外にも、 医療領域や外資系企業、マネジメントポジションを専門としている 転職エージェントもあります。 エグゼクティブ向けの転職エージェントは、 「エグゼクティブサーチ」「サーチファーム」「ヘッドハンティング」 などと呼ばれたりもします。

(医療系)

  • エス・エム・エス
  • リクルートドクターズキャリア
  • CBネット
  • マイナビ看護師
  • 医師転職ドットコム

(外資系・マネジメント)

  • リクルートエグゼクティブエージェント
  • ラッセル・レイノルズ
  • ロバート・ハーフ
  • エゴンゼンダーインターナショナル

転職エージェントを活用して転職活動をする方へ

転職エージェントを活用した転職については、転職エージェントの専門サイト「日本の転職エージェント」を参考にしてください。 タイプ別・業界別・職種別に転職エージェントの比較・ランキングを掲載しており、転職エージェントの活用方法などについても 詳しく説明しています。

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