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志望動機

「志望動機」は、履歴書の中で最も重要な項目です。

特に、キャリアシートや職務経歴書など別の提出書類がなく、 履歴書のみで書類選考がなされる場合は、 この志望動機の書き方で大きく書類選考の結果が変わってきます。

志望動機は、 「なぜ数ある求人の中からこの求人に応募しようと思ったのか?」という 企業が最も聞きたいと思っている質問に対する回答となります。

企業の本音としては、「ヤル気」や「熱意」のある人に入社してもらいたい、 そのためにこの志望動機が大変重要なのです。

まず、悪い志望動機の例を紹介します。

「常に業界をリードしている先見性を感じたため」
「経営状況が良く安定して働けると感じたため」
「製品に人気があり、商品力があると感じたため」

これらの悪い志望動機の例に共通している特徴は、 志望動機が一般的すぎて、誰でもいえるものばかりだということです。 商品力がある、業界をリードしている、経営状態が良いなどは、 本人でなくても誰でも言えることです。 つまり、ありきたりな内容すぎて、採用担当者の気持ちを掴むことはできません。

では、どのような志望動機を書けば良いのでしょうか。

キーワードは、「具体性」です。 そして、ポイントは、「自分自身の経験」と「企業の良さ」を結びつけることです。

例えば、

「以前、御社の商品のファンで、もっと多くの人に使ってもらいたいと思ったため」
「御社の方に以前お会いしたときに非常に感じが良く、一緒に働きたいと思ったため」
「社長のメッセージが自分の信念と非常に似ており、ともに○○を実現して行きたいと思ったため」

これらの言葉は、自分自身の経験と企業の良さを結びつけて書いている良い例です。

さらに、良い志望動機とするために、より内容を具体的にしていきます。

例えば上記の最初の例で考えると、

  • どの商品のファンなのか?
  • なぜその商品のファンだったのか?
  • いつからその商品のファンだったのか?
  • 他社の商品と何が違うのか?
  • もっとどのような人に使ってほしいのか?
  • どのようにしたらもっと多くの人が使ってくれそうなのか?
  • 商品についての悪いところは何か?

などが具体性を挙げる例として考えられます。

志望動機を書く場合に、あまり大きすぎる字で書いたり、 文字数が少なすぎて内容が薄い場合は、 企業に「熱意がない」と判断されてしまいます。

枠からはみ出てしまうぐらいの勢いで、極力たくさん書きましょう。 ただし、文字が小さすぎてしまうと、 年配の採用担当者や経営者は読めません。

履歴書の「志望動機」と書いてある見出しの文字より大きい文字で、 志望動機を書いてください。

履歴書の書き方を項目別に学ぶ

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