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職歴

履歴書には通常、「学歴・職歴(・賞罰)」の欄があります。

この欄には、学歴→職歴→賞罰の順番に書いていきます。

職歴の記載内容

まず、1行目の真ん中に「職歴」と書きます。

次に、時系列で勤務経験のある企業を順番に書いていきます。

転職求人サイトや転職エージェントから応募した方の場合

ここで一番シンプルな例を紹介します。

職歴  
2002年4月 株式会社日本農業 入社
2008年10月 株式会社日本農業 退職
2009年1月 ジャパンアグリカルチャー株式会社 入社
2012年1月 ジャパンアグリカルチャー株式会社 退職
              

会社名は略称ではなく正式名称を記載します。 その際に、株式会社、合同会社、相互会社なども、 (株)、(相)などと略さず、記入します。

転職求人サイトや転職エージェント経由で求人に応募する場合は、 キャリアシートや職務経歴書をすでに提出していますので、 上記のような一番シンプルなスタイルで構いません。 退職理由、例えば、「会社都合退職」「自己都合退職」なども、 ここで明記する必要はありません。

求人誌や新聞広告などから応募した方の場合

それ以外の方法で、自分で応募する方は、 さらに追加して職務内容などを記載する必要があります。

ここでその方々向けの例を紹介します。

職歴  
2002年4月 株式会社日本農業 入社
  第三営業部配属
  ・千葉県柏市周辺のホームセンターに対し農薬の営業
2006年8月 営業販促部配属
  ・営業支援のためのパンフレット作成やツールの設計
2008年10月 株式会社日本農業 退職
  ・営業職に従事したかったため退職
2009年1月 ジャパンアグリカルチャー株式会社 入社
  埼玉営業二部配属
  ・埼玉県さいたま市周辺の農業器具の営業販売
2012年1月 ジャパンアグリカルチャー株式会社 退職
  ・業務縮小による早期退職制度を活用し退職

このように、 配属部署や従事した業務内容、また退職理由などを明記していきます。

こうすることで、職務経験の内容がよりわかりやすくなり、 面接してみたいという思いを採用担当者にいただかせることができます。

派遣社員の方の場合

派遣社員として勤務されていた方は、 勤務先に入社したわけではないため、通常とは書き方が異なります。

登録した派遣会社と派遣先の会社の両方を職歴欄に書いていきます。

職歴  
2006年3月 日本派遣株式会社に派遣登録
2006年4月 株式会社第一製造に派遣社員として勤務
  ・見積書・注文書・納品書の作成、データ入力、帳票管理
2008年9月 株式会社不動産管理に派遣社員として勤務
  ・電話対応、出張手配、営業データ管理、経理サポート

アルバイトやフリーターの方の場合

正社員や派遣社員としての勤務経験がなく、 アルバイトやパートのみの経験がある方は、 学生時代のアルバイト先も含めて、勤務先を記載していきます。

職歴  
2006年3月 日本アルバイト株式会社 アルバイト入社
  ・携帯電話ショップでの携帯電話の販売
2008 年10月 日本アルバイト株式会社 アルバイト退職
2009年1月 アルバイト厨房株式会社 アルバイト入社
  ・居酒屋で焼き物調理を担当
2011年12月

アルバイト厨房株式会社 アルバイト退職

転職回数や派遣先社数が多く職歴欄に書ききれない方

転職回数や派遣先社数が多く履歴書の職歴欄に書ききれない方は、 履歴書とは別に職務経歴書(職務経歴書ページへのリンク)を作成します。

履歴書には、以下のように書きます。

職歴  
2000年4月 あいう株式会社 入社
2001年2月 あいう株式会社 退職
2001年3月 かきく株式会社 入社
2002年4月 かきく株式会社 退職
 
 
 
2008年3月 らりる株式会社 退職
  (その他5社経験あり。詳細は職務経歴書を参照ください)

職歴が全くない方

アルバイトやパートなどを含め職歴が全くない方は、 履歴書には「なし」と記載します。

職歴  
  なし

履歴書の書き方を項目別に学ぶ

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