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Objective/Summery (目的または要約)

英文履歴書イメージ(目的と要約)

連絡先の次に、ObjectiveまたはSummaryを記入します。 転職先の希望職種や業界がはっきりしている場合にはObjectiveを書きます。 幅広い職種や業界で検討していただきたい場合は、Summaryを書きます。

Objective(目的)

ここには、希望職種や業界を記入します。

冒頭で、職務経歴書の目的を述べるという感覚は、 なんとも効率を求めるアメリカ文化を感じさせます。

採用担当者が1つの職務経歴書に目を通す時間は、だいたい1~3分。 この間に、採用担当者は、重要な語句を職務経歴書の中から、 スキャンして読み取って行きます。

この採用担当者にとって、冒頭のObjectiveは、 どのようなキーワードを中心に拾って行くべきか、 候補者として十分な経験を持っているのかどうかを判断する、 重要な情報です。

ですので、採用担当者に自分の職務経歴書を「正しく」読み取ってもらうためにも、 極力、Objectiveを書くようにしてください。

特に経験職種と希望職種が異なる、いわゆるキャリアチェンジの方の場合は、 採用担当者に対し、どの部署の求人に応募しているのかを明確化するため、 必ず、Objectiveを書くようにしてください。

Objectiveは、日本の履歴書の「志望動機」ではありません。 何行にも渡って自分の想いを強く書くと、「客観的でない」と評価が下がります。 端的に相手にわかりやすく書いたほうがベターです。

ちなみに、大学卒業レベルで、 日本でいう「総合職」のような配属部署が不明確な採用ポジションの場合は、 “Entry-level Position”という表現を用います。

Summary(要約)

転職エージェント経由での応募などで、 採用担当者に対し、すでに応募職種が明確となっている場合は、 Objectiveに替えて、Summaryを書くこともできます。

Summaryは通常3行、多くて5行ほどで、自分の職歴や学歴をまとめます。

箇条書きでも文章でも構いませんが、箇条書きのほうが読みやすくなります。

(例)

  • 6+ years experience in brand marketing, affiliate marketing, supply chain management and customer service
  • Industry experience in consumer package goods, sports, entertainment and beauty
  • Ability to foster strong relationships with cross-functional teams, leading to efficient communication and execution

Summaryをうまく書くポイントは、 あえて全体の要約にしようとしないことです。 それより、採用担当者が興味を持ちそうな要点を、 職務経歴や学歴、資格などの中から具体的に抜き出して書くことです。

そのために、事前に求人要件(Job Description)をしっかり読み、 その要件となっている要素に体して、 「ご安心ください。その要素を自分は持っています。」と言える要素のみを、 書いてください。 それを裏付ける数字やデータなども同時に書かれているとベターです。

Summaryが6行以上もあると、もはやSummaryでなくなり、 読み手をうんざりさせ、読み飛ばされてしまうケースもあります。 3行まででまとめてください。

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