構成
英文履歴書の構成要素は、
- Name(氏名)
- Contact Information(連絡先)
- Objective(目的) もしくは Summary (職歴の要約)
- Education(大学以降の学歴、高校は書かない)
- Experience(職務経歴)
- Additional Information(追加情報)
です。
日本では、履歴書やキャリアシート(連絡先や学歴、語学、資格など)と 職務経歴書(職歴をまとめたもの)を別々で記入することが多いですが、 英文履歴書では、上記の構成の1種類しかありません。 この紙が自分を表現するすべてです。
書かない内容
また、日本の履歴書や職務経歴書にはあって、 英文履歴書にはないものをご紹介します。
- 誕生日・年齢
- 性別
- 配偶者の有無
- 子供の有無
- 健康状態
- 大学(学部)以前の学歴
- 顔写真
これらは、海外では就職差別につながる内容だと判断されているケースが多く、 英文履歴書では通常記載しません。
また、全体を通しての言葉遣いとして、
- 略称は使わない(CRM, ROI, Mgt, Pjt など)
- 主観的な副詞は使わない(very, completely, highly, quite など)
- 人称代名詞は使わない(I, he, she, you, we など)-Objectiveのみ "I" の使用可
という特殊な文体が使われています。
書かない内容
書体はフリーです。 文字の大きさは11pt以上が望ましいです。 フォントはSan-serif体でも、Serifx体でも構いません。 用紙は極力A4で1~2枚が望ましいです。 3枚以上のレジュメは企業が忌避します。 レジュメは自分の歴史書ではなく、あくまで自分の経歴の約です。
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