Work Experience(職歴)
3種類あるフォーマット
英文履歴書の職歴のフォーマットには3種類あると言われています。
- Chronological(経験企業で分類した後、時系列で職務経歴を書く)
- Functional(経験企業という分類を無視し、職種ごとに職務経歴をまとめる)
- Combined(経験企業で分類した後、職種ごとに職務経歴をまとめる)
最近、一般的になって来ているのは、3のCombinedタイプです。
※ちなみに、サンプルは1のChronologicalタイプです。
一般的に、経験社数や経験職種が多くなればなるほど、 1→3→2というようにFuncitionalベースで書くことが適してきます。 時系列でまとめると、職歴の内容がだらだら長くなってしまうからです。
日本国外での勤務経験がある場合は、 企業名の横に都市名と国名を記載するようにしましょう。
職歴の書き方の原則
職歴の内容の書き方には原則があります。
- “I”や “We”などの主語は書かずに、動詞から始める
- 動詞は過去の経歴であれば過去形、現在も実施中の内容であれば進行形で始める
- 箇条書きで書く
- 箇条書きの中は単文で書く(ピリオドは1回のみ)
- 一つの箇条書きは2行までにおさめる
- 同じ動詞は繰り返さない
- 数字表現は、9以下は、one, two, threeのようにアルファベットで、10以上は、10, 11, 100, 1,000のように数字で書く
- KPI, $, &, M&A, CPAなどの略語や記号は使わない
職歴を書くときに必要となる動詞表現は活動動詞一覧を参照してください。
職歴をうまく書くポイント
評価の高い職歴を書くポイントは、その内容にあります。 日本語の履歴書や職務経歴書では、どうしても「担当した仕事」「やってきたこと」 に力点が置かれがちですが、 英語履歴書では、結果や成果が最も大事だと言われています。
そのため、担当した仕事を書く場合は、その結果について書き、 できれば改善度合、達成数値、順位など数字を交えて書いた方が良いです。
例えば、Aのために、Bという行動を通じて、Cを実施し、Dを10%改善した、 という文章は、
- Executed "C" by doing "B" in order to do "A", resulting in improving D by 10%.
というように表現します。
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